法人向け印章具

法人の象牙印(代表者印・銀行印・角印)の選び方と値段

会社の印鑑は、三つあります。

  • 代表者印(法人実印)=登記と、契約など最も重要な書類に使う。会社の「顔」になる一本。
  • 銀行印=金融機関との取引専用。代表者印とは別にしておくのが基本。
  • 角印=請求書・見積書・納品書など日常の書類に使う。いちばん使う回数が多い印。

業績が伸びている会社ほど、この三本を揃えています。創業のときは一本からでも構いません。必要に応じて買い揃えていく会社が多いです。

代表者印と銀行印には象牙を

予算が許すなら、代表者印と銀行印には象牙をおすすめします。理由は一つ。会社の一生に寄り添う道具だからです。設立から清算まで、何十年も使います。柘植や角の印材は年月で傷みますが、象牙は反対です。捺すほど朱肉になじみ、年を経るごとに印影が安定していきます。

チタンは丈夫ですが、手彫りができません。印鑑を大切に考える会社ほど、手彫りを選ばれます。

もう一つ。契約の場で相手が象牙の印鑑を取り出すと、その場の空気が少し変わります。「うちも次は象牙で」と来店される方が少なくありません。

柘植が10年、象牙が100年もつとすれば、長い目で見れば安い買い物です。

角印こそ、手を抜かない

「毎日使うから安いもので」と考える方がいますが、逆です。毎日使うからこそ、お客様の目に触れる回数がいちばん多い。にじんだ印影、欠けた文字をお客様がどう見るか。角印は会社の「日常の顔」です。

形と大きさ

印 形 大きさ 書体
代表者印 天丸(中央がくびれて力が入りやすい形)か寸胴 18ミリ丸が基本。少し大きめにしたい方には21ミリ丸もお作りします 篆書が一般的。印相体も人気。カタカナやひらがなが多い社名は印相体と相性が良い
銀行印 天丸 18ミリ丸(代表者印と同じ大きさで、中の文字の組み方を変える) 代表者印と同じ書体でも、中の文字を縦2行にするなど雰囲気を変える
角印 角天か寸胴 鈴印のおすすめは24ミリ角(21ミリ角も可・どちらも同じ値段) 代表者印と同じにすることが多い

登記で使う代表者印には決まりがあります。印影が1センチの正方形に収まらず、3センチの正方形に収まる大きさであること。18ミリ丸も21ミリ丸も、この範囲に入ります。

等級の選び方

法人の象牙印は形と大きさの組み合わせが多いため、ここでは中・上・上上・極上の4等級でご案内しています。特上など、ほかの等級をご希望の方はご相談ください。

  • 一生ものとして最高のものを選ぶなら、極上。
  • 予算を抑えるなら、代表者印は極上のまま、銀行印を上上に。
  • さらに抑えるなら、上上か上。

中から極上は、どれもハード材です。牙を手でとる職人の材を、手で彫るのは同じです。等級の違いは 象牙の品質の見分け方 に実物写真で載せています。

値段の目安(税込・手彫りの彫刻代込み)

等級 代表者印・銀行印(天丸18ミリ) 角印
S(ソフト材) ― 199,650円〜(お問い合わせください)
中 161,040円〜 254,760円〜
上 201,960円〜 ―
上上 251,460円〜 ―
極上 386,100円〜 489,610円〜

鞘(キャップ)付きの代表者印・銀行印もあります(中142,560円〜、極上374,880円〜)。

三本をそろえる目安(税込)

  • 極上でそろえる:代表者印386,100円+銀行印386,100円+角印489,610円=1,261,810円
  • 代表者印は極上、銀行印は上上、角印は中:386,100円+251,460円+254,760円=892,320円
  • 中でそろえる:161,040円+161,040円+254,760円=576,840円

ケースと納期

代表者印・銀行印・角印とも、ワニ革かトカゲ革のケースにお入れします。桐箱に入れてお届けします。

納期は通常1週間、彫刻前のイメージチェックをご希望なら2週間。お急ぎのときはご相談ください。

会社設立のときは

設立に必要な代表者印・銀行印・角印・ゴム印を一つにした「会社設立記念パッケージ」(柘植・税別115,000円)もあります。

会社設立記念パッケージ

法人の象牙印を見る

迷われたときは、ご相談ください。宇都宮駅前の店舗で実物をご覧いただけます。遠方の方にはオンライン相談(平日9時・18時/40分)もご用意しています。